浄土真宗

『如来のまなざしの中を』

『如来のまなざしの中を』  

a:4881 t:5 y:0  from 2015.9.15

 このたびご縁があり、ホームページに掲載してあった原稿を加筆修正し、一冊の本にまとめて自照社出版から刊行いたしました。ご一読いただければ光栄です。多くの方々に読んでいただきたいと願っています。有縁の方々にも薦めていただけると嬉しく思います。

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  あとがき 

 コラム『落ち穂』は、平成23年(2011)1月5日から6月21日にかけて琉球新報(地方紙)に掲載された記事に加筆修正したものです。
 コラム連載中、大変な出来事がありました。3月11日の東日本大震災と福島第一原子力発電所事故です。地震の後、押し寄せる大津波の光景は衝撃的で言葉を失いました。津波が去ったあとの廃墟と化した各地の光景は、米軍の激しい艦砲射撃で地形が変わってしまった終戦直後の沖縄の光景そっくりで、胸のつまる思いでした。沖縄戦では数カ月の間に延べ約20万人の人が亡くなり、県民の4分の1が命を落としました。地獄のような地上戦を体験し、戦後を生きのびてきた人々は今も深い心の傷を抱えています。それは、東日本大震災を経験した多くの人々の苦難と悲しみに通ずるものです。
 震災直後は、人々の衣食住やライフラインの復旧が急を要する事は当然です。しかし、震災で身内を亡くした人々の深い悲しみや喪失感はさらに深刻な問題だと思いました。仏法を頂くものとしてそれにどう向き合うべきなのか、直接ことばにはできませんでしたが『落ち穂』連載中、そのことを考えながらコラムを書きつづけました。

 「マルティン・ ブーバーの衝撃の語録『我と汝』を読む」は、まなざし仏教塾の機関誌『まなざし』に平成14年(2002)11月から平成16年(2004)9月にかけて連載したものです。その後、まなざし仏教塾のホームページに転載しました。自分自身のブーバーとの出遇いと感謝の思いを書きとめておくのが目的でしたが、意外にも沢山の方々がアクセスされました。もしかしてこれを公にすることは、それなりに意味のあることかもしれないと思うようになりました。それが本を出版しようと思った主な動機です。
 わたしはブーバーの専門家ではないし、またブーバーを研究しようとしたわけでもありません。ブーバーを正しく理解してないと専門家には言われるかもしれません。しかしわたしにとって、ブーバーの言葉に触発されてものの考え方が問い直され、浄土真宗との新たな出遇いが開かれたということが一大事でした。もしもわたしの至らぬ文章が、お念仏を頂く方がたに何らかの示唆を与えることがあれば望外の喜びです。
 かつて「マルティン・ ブーバーの衝撃の語録『我と汝』を読む」で、「穢土」「浄土」は〈われーそれ〉〈われーなんじ〉で考えられると指摘し、「いつか詳しく触れたいと思う」と書きました。それから十数年が経過してしまいました。最近、その課題について書く機が熟してきたように感じています。

 「まなざし仏教塾」巻頭言 集は、お念仏に出遇った感動を機関誌『まなざし』に掲載したもので、今、書けと言われてもう書けないような気がします。以前に私家版として出版したことがあるのですが、その巻頭言 集が欲しいとの要望が寄せられることがあるため、収録しました。

 「生死を超える道としての ビハーラ活動」は、『自照同人』(自照社出版)に平成25年(2013)に掲載されたものです。コラム『落ち穂』とは内容の重複がありますが、そのまま収録しました。ここには、わたしがお念仏と出遇う道を開いた「関真和先生と細川巌先生の往復書簡」が全文収録されています。この往復書簡を沢山の人々に届けることが、わたし自身の使命だと考えていますのでこの上なく嬉しいことです。往復書簡は、『口伝鈔』の「たもつところの他力の仏法なくは、なにをもてか生死を出離せん」の具体例であり、苦悩している多くの人々に、これからも生死を超える視点を恵むに違いありません。そしてビハーラ活動にたずさわっている人びとにとっても大きな道しるべとなることでしょう。
 最後になりましたが、自照社出版の檀特隆行氏には本書の出版を引き受けていただき、寄せ集めの原稿の編集作業を続けて一冊の本にまとめていただきました。心より感謝申し上げます。

    2015年7月              志慶眞文雄


アデニウム(天空のバラ)
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